離婚後10年、ネガティブな感情が抑えられない

ゆるぼんです。

先日、メールでご相談をいただきました。

ご相談主さんに許可をいただけたので、

お返事させてもらった内容を皆さんにもシェアさせていただきますね(^^)

 

離婚後10年
2人の子供達を育てきました。

昨年 元夫が再婚。

下の子が大学で県外に出たり、生活が変わって行く中で、寂しさからや、不安からか、精神的に疲れてしまい、元夫のところに泣いて電話をした事がきっかけで、逆に元夫への昔の恨みやスッキリしていたはずの色々な感情が自分でも驚くほどでてきてしまい今の奥さんへの嫉妬などまで、苦しみが大きくなってしまきました。

元夫は、懺悔の気持ちから、話を聞いてくれますし、その責任があると言ってくれます。

暴言を吐いたり、泣いたり、笑ったり情緒が不安定な毎日です。

いつこれが終わるのか、終わるまで元夫に聞いてもらい吐き出す事がいいのか、それとも辞めて、カウンセリングを受けて他に気持ちを向けたほうがいいのか、とことん付き合ってもらっていいいものか・・・。

どうしたら自分の気持ちが楽になって行くでしょうか

ご助言いただければ幸いです。
突然すみません。

 

 

10年間、必死で頑張ってこられたんですね。
2人のお子さんを育てていくというのは並大抵のことではなかっただろうと思います。

私には娘がひとりおりますが、たった1人の娘にすら満足のいく教育を出来ていません。苦笑

お子さんを大学に行かせるってどれほどのことなんだろうと、尊敬の気持ちでいっぱいです。

 

さて。
色々な感情が出てきてしまい、精神的に疲れてしまっているとの事。

率直な感想を言わせていただきますと、私は「良い傾向なのでは」と思いました。

 

 

離婚に至るまでの苦しみ。

 

 

離婚してからの10年間。

 

お子さんがいらっしゃることを考えると、ご自身の感情を自由に吐き出せる状況ではなかったと思います。

お子さんが家を離れる事をきっかけに、少し肩の荷が軽くなったのかもしれませんね。

やっと、ほんの少しだけ、ご自身の感情を表に出す余裕が、精神的にも、時間的にも出て来たのではないでしょうか。

 

抑えつけていた感情というのは、まあ、例えが悪いですけど「宿便」のようなものでして。

今までは、いわゆる「心の便秘」だったわけですね。笑

無理やり出す必要もないですが、出てきてしまったものを引っ込めるのは身体に毒です。笑

 

出す相手はもちろんカウンセラーでも構いませんし、元旦那さんが聞いてくれてるのであれば、元旦那さんに「感情受け止め役」をお任せしても良いのではないでしょうか?

 

「こんなドロドロした事を思っていたなんて」
と、ご自身がご自身を軽蔑したくなるような、戸惑いもあるかと思います。

 

でも、陰陽あわせ持つのが人間の素敵な所です。

ぜひ、ネガティブな感情をもつご自身を受け止めてあげて欲しいなと思います。

 

個人的に、私が思うのは、「ネガティブな感情」って「色気」につながると思うんですよね。

子育てがひと段落して、今まで抑えつけていた女性性が開花しつつあるときなのではと思います。

ネガティブな感情に振り回されている女性ってセクシーで美しいですよ(^^)

思い切り、気が済むまで、ネガティブ感情を出してあげたら、そのうち落ち着きます。

「宿便」ですから、溜まってるものがなくなれば落ち着きますのでご安心くださいね。

・・・通常のカウンセリングだと、ここで一旦止めて、あとは2回目のカウンセリングなり、フォローメールなりでお話する方が効果的なんですけど、今回はメールでのご質問ですので、最後の種明かしまでさせてもらいますね。

 

一通り、旦那さんに感情をぶつけまくった後、どんな事を旦那さんに言っていたか思い出して欲しいんです。

 

言っていた内容を紙に書いてみるのも良いですね。

 

その、言っていた内容・・・。

主語を変えてみたら、違う人に言いたい事と共通していたりします。

 

大抵は、まあ、「親」ですよね。

 

主語を「お母さん」「お父さん」に言い換えても、しっくりくる内容がほとんどなのではと思います。

 

そしてそれって、もっともっと突き詰めると、主語を「自分」に変える事も出来る事に気づいてもらえるかと思います。

 

旦那主語バージョン:「あの女を優先されて悲しかった」

ご両親主語バージョン:「ほかの兄妹(もしくは仕事など)を優先されて悲しかった」

自分主語バージョン「自分は自分を大切に生きて来たかな?」

のような事です。

 

宿便を出し切ったあとだと、こういう気づきもあるかと思いますよ(^^)

参考になればとても嬉しいです。

ではでは・・・。

富田れいこ

 


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