過保護・過干渉毒親の常套文句「愛情があるから」「あなたのために」に負けないで!

最近、アメブロに「こえのブログ」という新機能が追加されました。

3分以内の音声を録音して、その音声ファイルをブログにアップできるというものです。

早速使ってみましたよ♪

自分のネガティブな感情を軽くしたいときに私たちがついついやっちゃいがちなことで、「それ、あんまりやんない方がいいよ」っていう事について話しました。

 

2分ぐらいの音声です。聴いてもらえると嬉しいです。
[blogcard url=”https://ameblo.jp/counseling-reiko/entry-12435601488.html”]

 

内容をざっくりお話すると、こういう事です。

――――――――――――――

誰かに嫌なことをされた時に、『相手も悪気がないから』という風に考えて相手を許そうとするのは、しないほうがいいよ」

――――――――――――――

これね。
すごく大事なことだと個人的に思っていまして。

自己肯定感の低い親に育てられると、どうしても自分の気持ちを大切にすることを知らずに大人になってしまいます。

自分の気持ちより周りの人との円満な関係を壊さないことを優先しちゃうんですね。

お友達が自分のおもちゃを横取りした。

横取りして壊しちゃった。

とっても悲しい。ショック。傷ついた。

なのに、「〇〇くんも謝ってるんだから、許してあげなさい。」って、仲直りを強要されるとかね。

 

 

傷ついた心が癒えて収まるタイミングは人それぞれのはずなのに、自分の気が済むタイミングより早く相手が謝ったら怒りをおさめなきゃいけないなんてなんだかおかしな話だと思いませんか?

 

こんなことを続けていたら、

「自分の気持ちがわからない」

「やりがいを感じながら生きたいけどやりたい事がわからない」

なんて事になるのも無理のない話です。

 

1年ほど前、私がまだ実母との関係でストレスの多い生活をしていた頃。

・・・というか、
「親の言いなりになる人生はまっぴらごめんだ」
と、反乱を起こしていた頃の話です。笑

 

私には困ると感じる、母の発言や行動に関して

「それはやめてほしい。なぜならば・・・」

という話し合いをするたびに母が言うセリフがこれでした。

 

「お母さんは、れいこや〇〇(私の娘)が大事だから言ってるんだよ。

あんた達が他人だったらこんな事は言わない。どうでもいい人には言わないんだよ」

それはまあ、本心なのでしょう。

「毒親になろう」と望んで毒親になる人はいません。

過干渉・過保護タイプの毒親はとくにそうです。

 

みんな、必死で子育てしてきて、良かれと思って、自分の考えが良いに決まってると思ってあれこれコントロールしてくるわけです。

 

 

ここで、毒親育ちの人がやりがちなのが

「愛情があってやってくれてることなんだから、受け入れなくてはいけないのではないだろうか。」

って考える事。

要らないプレゼントを「好意からくれるものだから」と受け取るかのように。

 

プレゼント(物品)なら、それでもいいかもしれません。

でも、自分の心に関わることでそれをやっちゃうのは、本当に危険なことです。

 

母とは、何度も何度も、こんなやり取りを繰り返しました。

「愛情があってのことだという事は分かってる。
良かれと思って、私たちに必要なことだと思ってやってることは分かっている。
その気持ち、愛情は受け取るよ。
でも、その行動は困るんだ」

 

何度言ってもわかってくれず、話し合いをするたびに同じセリフを言う母に、本当にイライラしましたねー・・・苦笑。

 

今でこそ、「言動」自体は収まりましたが、

「愛情があってやったことなのだから、私が正しい。」

という考えは、きっと変わってないでしょうね。笑

 

まあ、それはいいんです。

母がどんな考えをもっていようと、私や娘に実害がなければどうでも。笑

私が取り組むべきは、自分に実害がある事態を解消することだけですから。

(娘の実害も、娘から協力要請がない限りは放置ですw。私カンケーないもん。笑)

 

愛情がある事

悪気がない事

それは確かに、怒りを軽減するための材料のひとつとして役に立つことはあります。

でもそれは、あくまでも、「自分が困っている事、悲しい事、傷ついた事」その感情が解決したうえでの話です。

「もう済んだこと」(気持ち的にも)を浄化する材料として使える「場合がある」だけの事なんです。

 

順番がとっても大事。

相手に悪気がない事、愛情があること、反省している事は、自分の気持ちが落ち着いてから考えればいいことです。

自分の気持ち、大事にしてあげて欲しいなぁって思います。

 


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です